本間宗究(本間裕)のコラム

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2017.7.24

一日生涯、永遠の生命

先日、「インド独立の父」と呼ばれる「マハトマ・ガンジー」の言葉に、大きな感銘を受けたが、具体的には、「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」というものだった。つまり、「肉体」と「魂(精神)」に対して、「我々が、どのように考え、また、対処すべきか?」を、きわめて適切に説明しているようにも感じられたのである。別の言葉では、今まで、私が漠然と理解していた「一日生涯、永遠の生命」について、より易しく説明されているようにも思われたが、実際には、「肉体は必ず滅びるものの、精神や魂は輪廻転生を繰り返して、永遠に生き続け、また、成長し続ける」という「真理」を表しているようにも思われたのである。

先日、「インド独立の父」と呼ばれる「マハトマ・ガンジー」の言葉に、大きな感銘を受けたが、具体的には、「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」というものだった。つまり、「肉体」と「魂(精神)」に対して、「我々が、どのように考え、また、対処すべきか?」を、きわめて適切に説明しているようにも感じられたのである。別の言葉では、今まで、私が漠然と理解していた「一日生涯、永遠の生命」について、より易しく説明されているようにも思われたが、実際には、「肉体は必ず滅びるものの、精神や魂は輪廻転生を繰り返して、永遠に生き続け、また、成長し続ける」という「真理」を表しているようにも思われたのである。

別の言葉では、すでに「目に見えない、単なる数字」に変化した「現代の通貨」に惑わされ、本来の「使命」、あるいは、「人生の目的」とも言える「精神的な成長」については、ほとんど無視された状況のことである。しかし、前述の「ガンジーの言葉」のように、「肉体は、必ず滅ぶが、精神は永遠に生き続ける」という真理が理解できると、人々の「意識」や「行動」が、大きく変化する可能性も予想されるようである。

具体的には、「一所懸命」という言葉のとおりに「日々の仕事に、全身全霊を打ち込む態度」であり、また、「自分に与えられた仕事は、お金を稼ぐためのものだけではなく、本来は、自分の精神を成長させるためのものである」という「認識」への変化である。また、「他の人に喜んでもらえる仕事をすれば、更に、仕事が増える」という「世間の常識」を理解することでもあるが、歴史を振り返ると、「明治以降の日本人」、あるいは、「戦後の日本人」には、当たり前の考え方でもあったようである。

しかし、問題は、現在の教育であり、実際には、「学校の成績さえ良ければ、人生は安泰である」という「誤った認識」、あるいは、「知識偏重主義」のことだが、実際のところ、本当に人生に役立つことは、「経験」から発生する「智慧」とも考えられるのである。