本間宗究(本間裕)のコラム
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2021.12.23
過去と未来の交錯日
15年ほど前に「過去と未来の交錯日」に気付かされて以降、「驚き」と「喜び」の感情を持ちながら、「暦のフラクタル(相似形)」を調べているが、現在は、「5年に一度の検証時期」に関して、今まで以上の「正確さ」を発揮している状況のようにも感じている。具体的には、「60年サイクル」と「60ケ月サイクル」の応用、すなわち、「同じ十干十二支の時に、同じような波動が発生する可能性」に気付かされ、「10年前」、「5年前」、そして、「現在」と検証を繰り返しているが、今回は、特に、大きな転換期に遭遇している状況のようにも思われるのである。
つまり、「デフレからインフレへの大転換」のみならず、「西洋文明から東洋文明への大転換」のことでもあるが、今回は、この点に関して、「2022年2月2日前後」が、最も注目すべき時期のようにも感じている。別の言葉では、「2月の動きを見ることにより、2022年の全体像が見える可能性」に期待している状況でもあるが、実際のところ、「2020年と2021年の12月」、そして、「2019年と2021年11月」などについては、それぞれ、「己亥(つちのと い)」と「庚子(かのえ ね)」という暦のとおりに、「一年の動きが一か月間に凝縮された状況」だったものと感じている。
そのために、今後の注目点は、「2022年の1月(辛丑)」が、同じ暦だった「2021年」と同様の波動を形成する可能性と、「2022年の2月(壬寅)」の動きが「2022年全体」を予測する可能性だと考えている。また、今後は、「時間のサイクル」に関して、「AI(人工知能)などの活用により、より詳しい研究が実施される可能性」にも期待しているが、この点については、「ケプラーによる西洋占星術と天体との関係性」や「東洋学の四柱推命学」などのように、以前から注目を浴びてきた状況のようにも感じている。
より具体的に申し上げると、「ケプラーからニュートンへ」という言葉のとおりに、「ケプラーが発見した天体のサイクル運動」と「ニュートンが発見した重力の法則」以降、「自然科学の発展」が顕著になったわけだが、今後は、「時間のサイクル」と「お金や心の謎」が解明されることにより、「社会科学の急速な発展」に期待している状況である。別の言葉では、「人間と人間の争い」である「戦争」や「デジタル通貨などの奪い合い」などではなく、「大自然との調和や共生を目指した技術革新の必要性」を痛感している状況でもあるが、実際には、今後、「軍事費」に多額の資金を費やしている国々が没落し、反対に、「ミクロの物理学」と言われる「量子力学」や「分子生物学」などが「社会科学」に応用できた国々の勃興に期待している次第である。