ストックマーケットレポート・サンプル 2018.5.20号

* サンプルとして、冒頭の約1ページ分を掲載しております。

1:ファンダメンタル

この10日間は、「TOKIOの山口元メンバー」が引き起こした「セクハラ問題」で、マスコミが大騒ぎの状況となりました。具体的には、「アルコール依存症」と思われる「山口元メンバー」が事件を起こしたわけですが、私自身としましては、この出来事にも、大きな「天からのメッセージ」が隠されているようにも感じられました。具体的には、「現代人が、マネー依存症に冒されているのではないか?」、そして、この時に必要なものが、いわゆる「底つき体験」ではないかということです。

より詳しく申し上げますと、私自身は、たまたま、「3月」に「アルコール依存症から立ち直った人の講演」を聴く機会があり、この時に教えられたことが、「底つき体験」ということでもあったわけです。つまり、「アルコール依存症」から立ち直るキッカケとなるのは、多くの場合に、「底つき体験」という「人生のどん底を経験すること」であるというものです。そして、「アルコール依存症」につきましては、「精神的な疾患であり、決して、軽く見てはいけない」とも述べられていましたが、実際には、「一生、一滴も、お酒を口にしてはいけない状況」でもあるようです。

より具体的には、「お酒を飲みたい欲望」が、ますます強くなり、最後には、「コントロールできない状態」に陥るそうです。また、「自己中心性」という、「物事を自分に都合のよいように解釈し、ほかの人に配慮しない態度」が生まれ、「多くの家族的・社会的問題」を引き起こすことが多いそうですが、今回の「山口元メンバー」につきましては、この典型例だったようにも思われるわけです。その結果として、一瞬にして、社会的信用を失ったわけですが、前述のとおりに、私自身は、「この事件が、現代社会の縮図ではないか?」とも感じられたわけです。

具体的には、「山口メンバー」が「有名人」となった結果として、「心の闇」が発生した可能性のことですが、この点につきましては、以前に申し上げましたように、「天の位」と「地の位」の関係性が逆転した状況でもあったようです。つまり、「地の位」が「天の位」よりも高くなった結果として、「自分の人生」に関して「心の奥底で悩んでいた可能性」のことです。別の言葉では、「自分のやるべきこと、あるいは、使命が、本来の宿命から外れていた可能性」に深層心理で気付き始めた結果として、「お酒」などに逃避した状況のことになります。