ストックマーケットレポート・サンプル 2019.12.10号

* サンプルとして、冒頭の約1ページ分を掲載しております。

1:ファンダメンタル

最近、強く感じることは、「日々の出来事は、全てが天からのメッセージではないか?」、そして、「我々の使命は、このメッセージを正しく受け取ることではないか?」ということになります。つまり、「自然科学の研究者」については、「西洋の国々」で「400年ほど前から、世界に存在する物質や現象を研究することが、主な目的に変化していた」という状況でもありました。そして、この時には、最近の「STAP細胞」などの事例からも明らかなように、「虚偽や誤魔化しには、きわめて厳しい批判が浴びせられる状況」であることも理解できるわけです。

しかし、一方で、「経済」や「哲学」などの「社会科学の研究者」については、「400年ほど前の自然科学の研究者」と同様に、「それまでに存在した『迷信』や『誤った考え』などにより、世界の実情を素直に見つめ、検証することができない状況」のようにも感じられるわけです。つまり、「天からのメッセージを正しく受け取ることができないために、現在、大自然の摂理を、心の底から味わっている状況」、すなわち、「数多くの自然災害を経験することにより、人智の至らなさを、十分に経験している状況」とも思われるわけです。

安倍首相、憲政史上最長の在任日数に : トップ4は“長州閥”が独占

(出典:ジャパンデ-タ)

そのために、今後は、このような観点から「日々の出来事」を見ていきたいと思いますが、今回、気になった出来事は、上記の写真のとおりに、「安倍首相の在任日数が、なぜ、歴代最長となったのか?」、また、「38年ぶりのローマ教皇来日には、どのような意味が存在したのか?」ということでした。そして、最初に、「安倍首相の歴代最長となった在任日数」から考えてみたいと思いますが、この時の注目点は、やはり、「トップ4を、いわゆる『長州閥』が占めている状況」とも言えるようです。

つまり、「現在の日本」を考える上で、「決して、避けて通ることのできない問題」は、やはり、「明治維新の意味」とも考えていますが、実際には、「現在の日本が、明治維新以降2度目の敗戦を迎えようとしている可能性」であり、また、「今までの約150年間、日本人が、世界の先導者(リーダー)だった可能性」のことです。別の言葉では、添付した「廃仏毀釈の悪影響」というコラムのとおりに、私自身も含めて、多くの日本人が、「儒教」や「道教」の影響を受けすぎた可能性になります。