ストックマーケットレポート・サンプル 2020.2.20号

* サンプルとして、冒頭の約1ページ分を掲載しております。

1:ファンダメンタル

この10日間は、「新型肺炎」の話題で、マスコミが大賑わいの状況となりましたが、私自身としましては、「この事件も、いろいろなヒントを与えてくれているのではないか?」と感じた次第です。つまり、次の写真のとおりに、横浜港に停泊する「ダイヤモンド・プリンセス号」が、現代社会における「竜宮城」を象徴しているようにも感じられたわけですが、より深刻な問題は、やはり、今回の「実体経済の機能不全」が、たいへん近い将来に、「金融界の白血病」につながる可能性になります。

横浜港に停泊する「ダイヤモンド・プリンセス」

(出典:毎日新聞)

より具体的に申し上げますと、今回の「新型肺炎」につきましては、世界中の人々が、「命の危機」を感じ、さまざまな手段を講じたわけですが、この点に関して注目すべき事実は、「過去20年の間にも、何度か、このような事態が発生した状況」とも思われるわけです。具体的には、「2001年の9・11事件」や「2011年の3・11大震災」などですが、これらの時には、「実体経済のマヒ状態」は発生したものの、「金融システムの崩壊」は免れた状況だったことも見て取れるわけです。

そのために、現在、考慮していることは、「今回の出来事が、今までとは違っている可能性」でもありますが、実際には、添付した「新型肺炎が意味するもの」というコラムのとおりに、現代人が突き付けられている問題が、「命か、それとも、お金か?」という「究極の選択」のようにも感じられるわけです。別の言葉では、「西洋の時代」から「東洋の時代」への移行に関して重要な意味を持つのは、「人は神と冨とに兼ね仕えることができない」という「聖書の言葉」とも思われるわけです。